4月から新型コロナウイルス治療薬の自己負担額が増えます(´;ω;`)

2024-02-23

昨年末、一旦落ち着いた新型コロナウイルスの報告数ですが、年明けから急激に増加してしまいました。厚生労働省の発表によると、神奈川県は2月に入り少し落ち着いているように見えますが、小田原市の薬局薬剤師の目線ですと、かなり増えてしまっていると感じています。抗生剤やせき止め、抗炎症薬の品薄も続いており、感染後の対応も難しくなっています。当局も先生に類似薬への変更をお願いしたり、近隣の薬局さんや、卸売り業者さんの助けを借りながらなんとか対応していますが、今後の状況によっては調剤をお断りしないといけなくなるかもしれません。インフルエンザも右肩上がりに増加している状況で、かなり大変な状況になっています。

そんな中、ニュースで4月から新型コロナウイルスの公費負担が全廃になると報道されました。治療薬は1割負担3000円、2割6000円、3割9000円となっていましたが、今後は他の薬と同じように、薬の値段×負担割合となります。薬局で調剤できる内服の治療薬は現在3種類、ラゲブリオ(約9万円)、パキロビッドパック(約10万円)、ゾコーバ(約5万円)があります。薬のお金だけで3割負担の方は1万5千円~3万円くらいかかってしまうことになります・・・病院代や交通費、薬局での調剤料なども合わせると、4~5万円持って病院に行かないといけなくなってしまいます。

現在の9000円でも高額なので、重症化のリスクのある方にしか処方されていない状態ですが、今後処方されることはあるのでしょうか?処方されないと薬局で廃棄になってしまい、10万円の赤字(;’∀’)になってしまうので、大量に在庫することができず、緊急時の対応も困難です。記載の通り、せき止めや抗炎症薬も品薄のため、治療せずに重症化してしまったり、長引いてしまっても、対症療法すら困難です。

今後の政府の対応に期待したいところですが、まずは自分にできることから。予防が効果的なことはすでに皆さんわかっていると思います。もう一度気を引き締めて、換気やマスクの着用、人込みを避けるなどの対応で自分を守っていきましょう。

 

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