ジェネリック医薬品

2021-04-12

今回はジェネリック医薬品とはどういったものなのかを解説していきます。

ジェネリック医薬品は先発品(新薬)と同じ有効成分を同じ量含んでいるお薬です。先発医薬品の特許期間が過ぎた後に製造されます。添加物が異なる場合もありますが、体に作用がなく、安全性が確認されているものだけが使用されます。

添加物や製造方法を変更することで、飲みやすい薬の形にしたり、飲みやすい味に変えたりと、ジェネリックメーカー独自の工夫がされている場合もあります。

値段が安いことで悪いものではないかと不安を感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、ジェネリック医薬品が低価格で提供できるのは、研究開発費が節約できているからです。一つの新薬を開発するために必要な研究費は数百~数千億円にもなるといわれています。お薬の製造費の他に、研究開発費も含めたものが先発品の価格となります。お薬の製造コストを節約しているわけではないので、ご安心ください。ジェネリック医薬品も国の厳しい審査を受けて製造されています。

日本でもジェネリックを選択される患者様の割合は80%程度と、かなり普及してきています。効果が同等で、患者様のお財布に優しいジェネリック医薬品をぜひご検討ください。

わからないこと、不安なことがありましたら薬剤師が説明いたしますので、ぜひ来局、お電話でご相談ください。

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