7月, 2021年
おくすりの飲み方について
今回はおくすりの飲み方についてのお話です。
おくすりには食前、食後、食間、寝る前といった飲み方がありますが、どれくらいの時間に飲めばいいかご存知でしょうか。
食前・・・食事の30分~1時間前
食後・・・食事の後30分以内
食間・・・食事と食事の間(食事後2時間くらい)《食事中に飲むわけではありません!!》
寝る前・・・寝る30分前くらい(お薬の性質や個人差によって効果が出るまでの時間は様々なので、睡眠薬などでは時間をずらしていただいた方がいい場合もあります。)
が目安です。
そのほかにも起床時、食事の直前などの特殊な飲み方をするお薬もあります。
病院の先生がそれぞれのおくすりの飲み方を指定するのにはしっかりとした理由があり、食事の影響で体への吸収のされ方が変わってしまい、効きすぎて副作用が出やすくなってしまったり、逆に効果が出にくくなってしまう場合があります。先生や薬剤師、登録販売者の指示をしっかり守って、おくすりを正しく飲み、十分な効果を得られるようにしましょう。
※特に飲み方に注意が必要でない場合は、目安の時間からずれてしまっても飲んでしまった方がいい場合もあります。おくすりの飲み方で不安がある方はぜひ薬剤師にご相談ください。
筋肉を増やそう
プロテインは英語で「たんぱく質」を意味し、ギリシャ語の「一番大切なもの」が語源です。体にとっては欠かせない栄養素です。
最近、スーパーに行くと「プロテイン入り」を表示した飲料、お菓子を多くみかけます。筋トレにプロテインは必要?効果的と言われるのは新しい筋肉を作るためには材料となるタンパク質を適したタイミングで必要量を摂取することが大切なのです。筋トレ運動の内容によっても違いますが、体重1kgあたり1日1gのタンパク質を摂るのが基本です。厚生労働省の食事摂取基準によると、成人女性が1日50g、成人男性が1日60gになっています。現在の日本では30才女性は平均して1日60g以上のタンパク質を摂っているので不足を心配しなくても良いですが、高齢者は肉・魚を食べることを敬遠しがちですが、高齢者ほどタンパク質をしっかり摂って、フレイル・サルコペニアの予防に役立てていただきたいです。
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